春季リーグ戦 2節 講評

2節は6月3日に終了し、その後優勝決定戦に臨みました。

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★5月13日(土) 対北海道情報大学星槎道都大学連合チーム

樽商大は1回裏、2番高橋の四球と3番木村の安打で一死一塁、三塁とすると、4番林の犠飛で幸先良く先制する。先発の石田は安定した投球を見せ、6回まで1失点と好投する。打線は1対1で迎えた6回裏、2番高橋の犠打安打で勝ち越すが、7回表に失策やバッテリーミスなどが絡んで情報星槎連合チームに逆転を許す。しかし直後の7回裏、8番長尾の2点適時打などで3得点し逆転に成功すると、8回裏には5番山内、6番西村の連打で追加点を挙げた。2番手長堀、3番手高橋がリードを守りきり、樽商大が6対5で2節初勝利を掴んだ。

★5月20日(土) 対北星学園大学

初回に1点を先制された樽商大は3回裏、5本の安打や失策などにより5失点し、6点を追う展開となる。相手先発・橋詰を打ちあぐねていた樽商大打線は6回表、7番川村(寛)、8番長尾、9番村上の3連打や、1番川村(健)の押し出し四球などで3点を返す。しかし8回裏、好投を続けていた2番手長堀が3失点し、7点差がついたため、樽商大が3対10で8回コールド負けとなった。

★5月27日(土) 対酪農学園大学

樽商大は1回表、6番山内の適時打などで3点を先制する。しかしその裏、先発・石田が2点を返されると、3回裏、4回裏には失策から失点し、逆転を許す。樽商大は4対5で迎えた6回表、3番木村、4番林の適時打でリードを奪うと、8回表にも3番木村の適時打や7番伊藤の犠飛などで3得点し、点差を広げる。さらに追加点を挙げた樽商大は、9回裏に2失点するもリードを守りきり、10対7で勝利した。

★5月28日(日) 対北海道教育大学札幌校

 

樽商大は同点で迎えた3回裏、一死満塁から5番西村が2点適時打を放つなど3得点し、勝ち越しに成功する。その後は4回に2点、5回と7回に1点を奪うなど得点を重ねた。投手陣は初先発の高橋が走者を出しながらも好投すると、継投の長堀、五十嵐も安定した投球を見せた。樽商大は投打が噛み合い、2対8で快勝した。

★6月3日(土) 対北海道科学大学

1回表に2点を先制した樽商大は3回裏、先発の五十嵐が連打を浴びて同点に追い付かれると、4回裏にも1失点し、勝ち越しを許す。反撃したい打線は直後の5回表、3番山内の適時三塁打と5番西村の適時打で逆転に成功し、9回表にも追加点を挙げる。樽商大の2番手石田は、要所を抑えて5回無失点の快投を見せ、防御率トップの座を手繰り寄せた。投打が噛み合った樽商大が5対3で勝利し、優勝決定戦へと駒を進めた。

優勝決定戦 講評

★6月6日(火) 対北海道教育大学札幌校

樽商大の先発・石田は、1回裏に5本の安打を浴びるなど6失点。1点を返した後の3回裏には、2番手の五十嵐が2点適時打を浴び、苦しい試合展開となる。打線は4回表、押し出し四球で2点を返すと、3番山内の中前適時打、5番西村の左前適時打などでさらに3得点し、2点差まで追い上げる。2番手・五十嵐が粘りの投球を続けると、8回表、樽商大は5番西村が犠飛を放ち、ついに1点差に。しかし8回裏、3番手の長堀が1点を失うと、9回表は得点を奪えず、樽商大は6対8で敗戦。3部リーグ優勝とはならなかった。