春季リーグ戦 1節 講評

今年度は、4月29日に春季3部リーグ戦が開幕し、5月7日に1節が終了いたしました。

(試合結果はこちら)(2節・優勝決定戦の講評はこちら

★4月29日(土) 対北海道情報大学星槎道都大学連合チーム

樽商大は1回裏、先発の石田が3本の安打と死球を許し、3点を失う。しかし2回表、相手の失策と9番川村(健)の適時打などで2点を返すと、3回表には8番角本のスクイズや押し出し四球で3点を奪い、逆転に成功する。その後は打線が繋がり、5回表には1番村上のツーランスクイズで2得点。さらに6回表に7番川村(寛)と9番川村(健)の適時打などで5点を加えると、8回表には5番山内、6番西村、7番川村(寛)に適時打が飛び出し6得点。計18得点の猛攻を見せた。投手陣は2番手五十嵐、3番手高橋の安定した投球でリードを守りきり、18対6(8回コールド)で樽商大が今春初白星を挙げた。

★5月3日(水) 対北海道科学大学

樽商大の先発石田は、初回に1、2番の連打で1点を先制されるも、その後は粘りの投球を見せ、追加点を許さない。打線は6回裏、4番林の左前安打からチャンスを作ると、6番西村が左前適時打を放ち、同点に追いつく。しかし1対1で迎えた9回表、2番手の長堀が一死満塁から8番東海林に右越適時打を浴びて2点を勝ち越され、これが決勝点となった。樽商大はチャンスを作るもあと一本が出ず、2対3で敗戦した。

★5月4日(木) 対酪農学園大学

樽商大の先発・五十嵐は1回表、安打に野手の失策が重なり1点を先制されるが、2回裏、樽商大は7番川村(寛)の左前適時打で同点とし、その後試合は膠着する。しかし6回表、樽商大は守備の乱れから勝ち越しを許すと、7回表にも1失点し、2点を追う展開に。7回裏、樽商大は4番林の右前適時打で1点を返すと、9回裏には一死満塁から6番西村が犠飛を放ち同点に追いつく。試合は無死一塁、二塁から攻撃が始まるタイブレークに突入し、樽商大は10回表に2点を勝ち越されたものの、10回裏に4つの四死球で3得点し、6対5でサヨナラ勝利となった。

★5月5日(金) 対北海道教育大学札幌校

樽商大の先発・石田は初回、四球に失策が絡み2点を失うと、3回裏には5つの失策などにより一挙6失点。反撃したい打線は5回表、3番木村の中前適時打で1点を返す。札教大にさらに2点を追加された樽商大は7回表、3番木村、4番林、5番山内、6番西村の連打で4点を返し、9回表にも1点を奪うが、反撃はここまで。計7失策の拙守が響いた樽商大が6対10で敗れた。

★5月7日(日) 対北星学園大学

樽商大は1回裏、4本の長短打と2つの四球で3点を先制すると、3回裏にも4本の安打を集めて4点を奪う。樽商大の先発・五十嵐は、初回のピンチを無失点で切り抜けるも、3回表に1失点、4回表には5本の安打を浴びて4失点と、点差を縮められる。しかし4回裏、樽商大は3番木村の適時二塁打、7番川村(寛)の左前適時打などで4点を追加すると、5回表に5失点するも、裏の攻撃で6番西村が3点本塁打を放つなど5得点。さらに6回裏、3番木村、4番林の連続適時二塁打などで3点を加えると、二死満塁から7番川村(寛)の押し出し死球で1得点。打線が繋がり10点差をつけた樽商大が20対10(6回コールド)で勝利した。