秋季リーグ戦 1節 講評

8月19日より秋季2部リーグ戦が開幕し、8月30日に終了いたしました。

(試合結果はこちら

★8月19日(金) 対札幌学院大学

後攻の樽商大先発布田は1回表、学院大を3人で打ち取った。その裏、2番大石が四球で出塁すると、3番山保が適時本塁打を放ち、2点を先制。その後、5回まで両者無得点。6回表学院大に3安打を浴び2点を失い同点となる。7回表、1番盛に中前安打、2番成田()に右前安打を打たれ、無死一、二塁。その後、死球と犠飛で勝ち越しとなる3点目を取られた。樽商大は8回裏にマウンドに上がった成田から9番高橋の右前二塁打、4番林()の適時打で1点を返し、同点とする。9回表、大串の二塁打と失策が重なり、学院大に勝ち越しを許す。9回裏、樽商大は走者を出すも一歩及ばず、34で惜敗した。春に大敗した学院大相手に1点差という成長が感じられる試合だった。

★8月21日(日) 対北翔大学

樽商大の先発は布田。初回から安定した投球をみせたが、2回裏北翔大の攻撃、5番河野()に四球を与え一死一塁。続く6番谷内の打席時に二死二塁とされると、7番高瀬に左前適時二塁打を浴び先制点を与えてしまう。6回裏、4番竹内に内野安打と盗塁を許し、5番河野()の左前適時打でさらに点差を広げられた。樽商大は北翔大の島本、藤田を打ち崩せず、安打5本、無得点となり、02で惜敗した。

★8月22日(月) 対北海道教育大学岩見沢校

岩教大先発は兵藤、樽商大の先発は石田。両者初回を無失点に抑える。2回表、樽商大は4番林()と5番西村の連打と四球で満塁のチャンスを作る。続く山内の右適時打、川村のスクイズにより3点を先制。2回裏に犠飛により1点を返された。4回表樽商大は、7番山内が右前二塁打を放ち8番川村の二ゴロ間に進塁し一死三塁。その後、1番大石の左前適時打により1得点。6回表には6番林()、8番川村の安打により一死一、三塁とすると1番大石の中前適時打により1得点。9回表、9番村上が相手の失策により出塁すると、2番高橋の右前適時打、5番西村の適時二塁打によりこの回計2得点。最終回に岩教大2番小野寺の適時打により2点を返されるも、樽商大の石田が粘り、完投した。最終的には樽商大が7-3で逃げ切った。

★8月29日(月) 対北海道医療大学

医療大の先発田中は、3回まで三者凡退で完璧な滑り出しでスタートした。対して、樽商大先発布田は再三走者を出しながらも要所を凌ぎ6回無失点の好投を見せた。樽商大は中盤以降走者を出すも、田中の前に散発四安打で9三振完封を喫した。なんとか、引き分けに持ち込みたい9回裏。この日3人目の高野がマウンドに上がる。6番土本に中二塁打を放たれ一死二塁とされると、9番汲川に右前適時打を浴び、0-1でサヨナラ負けを喫した。

★8月30日(火) 対札幌国際大学

樽商大の先発は布田。初回、4番落の左適時二塁打により先制点を許す。2回表6番松澤の四球、7番川口の中前安打により無死一、三塁とされると布田の暴投により1失点。続く9番村上に中適時打を浴びこの回計2失点。さらに4回表に追加点を許し0-4となる。樽商大は5回裏2番高橋が中前安打、続く3番山保が本塁打を放ち笹森から2点を返す。しかし樽商大打線はここから笹森を打ち崩すことができず、6回に1点、8回に4点を取られ、2-9のコールドで国際大に大敗を喫した。