秋季リーグ戦 1節 講評

※試合結果はこちら

□8月13日(金) 対札幌国際大学

樽商大の先発は早川。国際大の先発は林田。両チームのエースが投げ合う試合となる。早川は初回から国際大打線を三者三振にとり、5回まで走者を許さない完璧なピッチングをする。一方の林田も、四球や安打を許しながらも3回まで無失点に抑える。早川の好投を援護したい樽商大は4回、5番中村の右越二塁打から、6番野村の犠打に失策が絡み、無死一、三塁。その後、一死一、三塁となるも8番村上のスクイズにより先制。反撃をしたい国際大は6回、二死から9番原田が右前安打。1番越智の左翼への当たりに失策が絡み失点。1-1となり、試合を振り出しに戻した。その後は両チーム、チャンスを作りながらも得点にはならず、連盟規定により9回引き分けとなる。両チームのエースが完投し、非常に引き締まった試合となった。

□8月14日(土) 対北海道教育大学札幌校

札教大の先発は安井。樽商大の先発は高野。先攻の樽商大は、1回表1番大石が左前安打、4番山保が左越適時三塁打を放つ展開で3点を先制。続く2回表に失策と暴投が絡み5点を追加。一方札教大の攻撃時、2回裏6番新山の中越二塁適時打で1失点、3回裏の3番、4番の連続安打で2失点を許してしまう。しかし樽商大は、4回表林()の左前適時打で2得点し、その後札教大が投手を瀧に代えるも、6回表でさらに1点を追加した。樽商大は布田、柴田、五十嵐と投手をつなぎ、1147回コールドで勝利した。

□8月16日(月) 対北海道大学

先攻の樽商大は2回表、二死二、三塁から二者連続四球の押し出しにより先制する。その裏、樽商大の先発早川は一死から安打、牽制悪送球によりピンチを迎える。その後、二死三塁とし、8番今の適時打により同点とされる。しかし、4回表樽商大の攻撃は、一死から6番野村が安打と盗塁によりチャンスを作り、8番村上が左前適時打を放つ展開となった。さらに7回表には、3番平澤の適時打により駄目押しとなる得点をする。樽商大は2回裏の失点以降、先発の早川がピンチを迎えることなく完投し、秋季リーグ戦3戦目は31で白星を挙げた。

□8月17日(火) 対北海道教育大学岩見沢校

樽商大先発は五十嵐、岩教大先発は新田で迎えた試合。先攻の樽商大は初回に相手の失策や6番野村の二塁打などで一挙4点を先制すると、続く2回表にも2点を加え序盤から大量リードを取ることに成功する。また先発五十嵐は、3回まで相手に得点を許さず、5回1失点と素晴らしい投球を披露する。樽商大打線は5回表、死から9番佐藤が四球で出塁するとすかさず盗塁を決め、続く1番村上の二塁打とその後の相手の暴投で、2点を加えさらにリードを広げる。6回裏に樽商大は柴田が登板し、先頭に安打を許すも後続を断ちこの回を無失点に抑える。その後7点差リードで迎えた7回裏に樽商大は角本が登板するも、相手の二塁打と味方の失策で2点を失う。しかし、8回表に樽商大は先頭の3番平澤、4番山保の連続安打と犠打でチャンスを作ると、相手の野手選択と失策で2点を加える。そして、8回裏には7回裏途中から登板していた布田が相手打線を三者凡退に抑え、連盟規定により試合終了。投手陣の奮闘と堀田代行監督の采配が光り、樽商大はこれでリーグ戦3連勝とした。

□8月19日(木) 対札幌学院大学

後攻の樽商大先発は早川。1回表、先頭打者の安打に失策が絡み無死二塁。次の打者の進塁打により一死三塁となった場面で適時打を浴び1失点。しかし裏の攻撃で、先頭打者の村上が四球で出塁すると、続く加藤()が犠打を決め一死二塁。その後4番山保、5番中村の連続適時打で逆転。さらに3回裏には2点追加して14。だが、4回表ここまで好投をしてきた早川が3者連続四球で無死満塁。8番打者に三塁線を抜ける走者一掃の適時二塁打を浴び3失点。その後1番打者に四球を与え、二死一、二塁の場面で五十嵐に交代。五十嵐は1球で打者を抑えピンチを断ち切り、5回、6回も三者凡退に抑えた。さらに5回裏、6回裏ともに1点を加え46とした。しかし7回表、この試合2度目の3者連続四球があり、無死満塁。3番打者に適時打を放たれたところで布田に交代。だが、流れを断ち切ることが出来ず連打を浴びて3失点。その後、柴田に交代しなんとか流れを止めたが、この回に7失点して逆転されてしまった。しかしその裏の攻撃、下位打線で2点追加し1188回表も連打を浴びて長堀に交代。8回裏は先頭の平澤が三塁打を放ち、続く山保の二ゴロの間に生還。149で迎えた9回裏。代打の加藤()がファールボールで粘るが二ゴロ。結果三者凡退で終わり樽商大は一節最後の試合で初めての黒星となった。