2020年度秋季リーグ戦

 

9月8日より、今年度唯一の公式戦である、秋季リーグ戦が開幕しました。

試合結果はこちらからご覧ください。

 

★9月8日 対札幌国際大学

国際大の先発は三谷祐。先攻で迎えた初回の攻撃は三者凡退で終わる。1回裏、樽商大の先発は早川太。先頭打者を四球で出し、無死三塁から犠飛により1点を先制される。その後は四球によりランナーは出すものの、6回まで失点は許さず。しかし7回裏、四球によりランナーを出すと捕逸が続き、2本の適時打により4失点。途中から登板した附田も8回に守備の乱れから失点を喫した。一方攻撃側は、7回に2安打、最終回には相手の失策も絡み好機が訪れるが、得点には結びつかず。秋季リーグ初戦は黒星となってしまった。

 

★9月9日 対北海道教育大学岩見沢校

樽商大先発は、2年生の高野。初回を無失点に抑えると続く2回に1アウト一、二塁のピンチを招いてしまう。しかしここを、三振とショートライナーで抑える。このピンチを抑えた高野は、6回にヒットで1点を失うが、6回1失点と好投する。打撃陣は、4回に林の押し出し、5回の相手のワイルドピッチにより、6回までに2点を奪う攻撃をした。しかし、7回変わった附田が1点を失い同点となってしまう。1点を失った直後だった。4年生早川雄のタイムリーによって、2点を勝ち越す。この2点を附田が守り抜き、樽商大はリーグ戦1勝目を勝ち取った。

 

★9月15日 対北海道大学

樽商先発早川、北大先発宮澤、両投手3回まで無失点に抑える好投を見せたが、4回の裏北大の攻撃1アウトから5番6番が四球で出塁、7番原田の犠牲フライで1点を失う。続く5回にも2点をとられ、0対3と引き離される。しかし、諦めない樽商大は7回の表、2番4番がヒットで出塁し1アウト1·2塁のチャンス、続く6番中村の1ゴロで相手投手の送球ミスの間に1点、7番平澤の左前適時打で1点、計2点をこの回に奪う。しかしその裏代わった附田が2点をとられ、またも3点差となる。試合が大きく動いたのは8回の表、樽商大佐藤、奈良が連続ヒット、佐々木が四球を選び0アウト満塁のチャンス、3番中山の2ゴロの間に1点、続く山保が四球を選びまたも満塁、代打野村のレフト戦へ抜ける適時二塁打で5対5の同点に持ち込み、試合は延長戦へ、しかし樽商大は10回の表無得点で終わり、その裏1アウト満塁から1番早川に右越適時打を打たれ樽商大はサヨナラ負けとなった。3連戦1つ目のカードを勝利で飾ることは出来なかった。

 

★9月16日 対北海道教育大学札幌校

樽商大先発の吉川はテンポの良い投球で6回までを3安打無失点の好投で札教大打線を抑え込んだ。一方で、樽商大の打線は札教大先発の泉に3回までヒット1本と苦戦していたものの、4回に4番山保のセンター前ヒットから5番中村、6番平澤と続けて安打で出塁し、続く7番早川が四球を選び、押し出しでこの回一点を奪った。その後は、7回から登板した高野が被安打0の好投で1点のリードを守り切り、樽商大は2勝目を勝ち取り、チームは2勝2敗となった。

 

★9月17日 対札幌学院大学

秋季リーグ最終戦を22敗で迎えた後攻、樽商大の先発投手は附田、初回を三者凡退で抑え最高の立ち上がりを見せる。その裏、先頭打者の奈良が内野安打で出塁し相手の失策もあり、1死二・三塁のチャンスを作るも後続打者が凡退し無得点に終わった。試合が動いたのは6回裏、先頭の中山が内野安打で出塁し進塁打で進め2死三塁で打者は6番の平澤。変化球を見事に捉え適時安打を放ち10とする。7回表、樽商大は附田から布田に継投、非常に緊迫した場面だったが三者凡退に抑える。8回表、樽商大は好投を見せた布田から柴田に継投、しかし制球が定まらず自身の失策も絡み3点を失う。途中で庄司に継投するもこの回に4点を失い14とする。巻き返したい樽商大だったが打線がつながらず14で試合終了、悔しい結果で終わってしまった。