春季トーナメント戦      2019.7.1

 

 

★6月23日 対北海道情報大学

樽商大の先発は柴田。ヒット1本打たれるも、無失点に抑え初回は上々の立ち上がりを見せる。その裏、樽商大の攻撃は四球で出塁した奈良が盗塁と悪送球で得点し先制するとその後も早川雄、熊谷の連打で2点を加え、初回に3点を先制。柴田は3回までテンポよく情報大の打者陣を抑えていたものの、4回に3連打を浴び1点、さらに5回から変わって投げた二番手布田も2失点をする。ただ、攻撃陣が相手のエラー、四球なども絡み7回までに大量11点を取り11対3の7回コールドで春季トーナメント戦1回戦を突破した。

 

★6月29日 対北海道教育大学岩見沢校

春季トーナメント戦、2回戦樽商大対岩教大の試合は2回、四球で出塁したランナーを樽商大8番明村の右適時二塁打によってホームに返し、樽商大が先制点を取る。その後は両先発が7回まで0を並べていく。8回の樽商大の攻撃、死球と四球で出塁したランナーを6番平澤がセンターへ三塁打を放ち2点を加える。さらに9回にも1点を追加し4点を岩教大投手陣から奪う。樽商大の先発早川(太)は7回大きなピンチなく無失点に抑え、8回から変わった附田も二回を0に抑え、樽商大が4対0で快勝した。

 

★6月29日 対北翔大学

小樽商大の先発は吉川。初回はランナーを出しながらも無失点で切り抜ける。商大打線が北翔大先発太田から2点を先取するも2回以降は北翔代打線につかまり、5失点で降板。変わった附田も味方のエラーもあり7失点と厳しい展開。しかし商大打線が5回から追い上げを見せ、山保のホームランを含む10打点の活躍もあり、7回に逆転に成功する。9回も1点差に迫られたが附田が乗り切り、劇的な逆転勝ち。チームは春季トーナメント戦決勝進出を決めた。

 

★6月30日 対東海大学札幌キャンパス

1回の裏、後攻の樽商大の先発は高野、東海大3番の川崎に二塁打を打たれるも次打者の金は三振で無失点に抑える。4回の表、高野から継投した小坂が東海大1番の宮澤晃に左前適時打を浴び東海大が1点を先制する。その裏、先頭の樽商大平澤が中前適時打で出塁し2番佐々木が犠打で進める。3番の中山は四球で出塁し走者一二塁となる。続く4番山保が走者一掃の適時三塁打を放ち1対3で樽商大が逆転する。7回の表、6回に継投した樽商大附田が連打を浴び4対3と逆転を許す。しかしその裏、代打の樽商大大石が中前安打で出塁し8番田口の左前適時打で走者生還、4対4で同点となる。タイブレークで迎えた10回の裏、2番佐々木が犠打で走者を進め、3番の中山が四球を選ぶ。無視満塁の場面で4番の山保がサヨナラ中越適時打を放ち、樽商大は決勝戦に駒を進めた。

 

★6月30日 対星槎道都大学

樽商大早川(太)は立ち上がり、道都打線に捕まってしまう。先頭の富山が左前安打により出塁、続く2番池田の犠打、3番余田への四球で一死一二塁となる。4番松山の中前適時打で1点を失い、なおも一死一二塁。続く5番阿部に死球、6番池田の中間適時打に失策が絡み、初回に4点を失ってしまう。樽商大も相手投手の渡邉の球を捕えられず、2回の裏1番富山に本塁打を浴び、3番余田が振り逃げで出塁、続く4番松下の左翼線二塁打により、計2失点。2回終わって6対0と大きく突き放される。その後、早川(太)に変わった小坂も5点を失い、4回終了時点で11対0となる。小坂に変わった柴田が二回無失点の好投を見せるも、樽商打線が道都の投手を捕えられず、11対0でコールドで大敗。

しかし、トーナメント戦で一部のチームと互角以上に戦えたことは樽商選手の自身に大きくつながると同時に、やはり一部と二部の差を見せつけられた大会となった。